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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2021年06月22日 [眼科 東戸塚]

マスク関連ドライアイとは?

東戸塚田園眼科クリニックです。
関東地方も平年より一週間遅れでついに梅雨入りしました。梅雨入りした途端、曇りがちの不安定なお天気が続いています。しばらくは傘が手放せなくなりそうですね。
さて、涙の量や質が低下することにより角膜が乾燥し傷つきやすくなるドライアイ。目の乾き以外にもかすみや疲れ、まぶしさ、ショボショボ感などの症状があるとつらいですよね。その原因の代表的なものとして「3コン(パソコン・エアコン・コンタクトレンズ)」や加齢、薬の副作用などがあげられるのですが、コロナ禍の生活の中でドライアイの新たな原因の一つとして言われ始めているのが「マスク関連ドライアイ(カナダ・ウォータールー大学COREの研究より)」です。今では新型コロナウイルス感染予防のため、常にマスクを着用するようになりました。マスクは外に飛沫が広がるのを大幅に減らしますが、それでも吐き出された息は拡散される必要があります。マスクの着け方によっては、上に漏れた温かな呼気により涙が蒸発し目の表面を乾燥させ、角膜が傷つきやすくなります。これが「マスク関連ドライアイ」です。マスクをしているとメガネが曇ってしまうのもマスクからの呼気が上に流れているからです。マスク着用の際には自分の顔のサイズに合ったものを選び、ワイヤー入りのものであれば鼻の部分の形にしっかりと合わせ、肌に密着させて正しく着けることが大切です。また、ドライアイ予防のために瞬きを意識的にする、デジタル端末使用時は定期的な休息をとる、空調の風向きに気をつける、コンタクトレンズの装用時間を守る、目薬を適宜点眼するなど普段からご自身の生活に気をつけるようにしましょう。

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