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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2019年02月12日 [眼科 東戸塚]

「健康寿命」とは?

東戸塚田園眼科クリニックです。

暦の上では立春ですが、まだまだ厳しい寒さが続いています。また、この冬はインフルエンザが例年以上に流行しているようです。体調管理には十分気をつけなければなりませんね。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、2018年に発表された日本の平均寿命は男性81歳、女性87歳(平均84歳)でした。では皆さん、「健康寿命」という言葉をご存知ですか?これは単に寿命そのものの長さを表す平均寿命に対し、医療や介護を必要とせず自立した生活ができる期間を表しています。現在の日本における健康寿命は男性73歳、女性77歳(平均75歳)で、平均寿命と比べて10年程度の差があります。日頃の食生活や運動、内科的、外科的なケアなどを行いながら健康寿命を少しでも長く伸ばし、平均寿命との差を縮めていくことが今後の日本の課題となっています。

その健康寿命を延ばす妨げの一つに視覚障害があります。見えないがゆえに転倒、骨折、寝たきりとなり介護が必要になったり、転倒する恐怖感からの行動制限による活動レベルの低下などに繋がります。視覚障害の主要原因として緑内障、糖尿病網膜症、変性近視、加齢黄斑変性、白内障の5疾患があげられます。この5疾患で視覚障害全体の77.5%を占めるといわれていますが、これらの疾患は日頃からの眼科検診による早期発見、早期治療で視力や視野を少しでも長く保つことは可能です。健康寿命を延ばすためにも、40歳を過ぎたら定期的に眼科受診することをおすすめします。

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