緑内障・子どもの目・眼精疲労なら横浜の東戸塚田園眼科クリニック。

東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2025年05月15日 [眼科 東戸塚]

「自分の効き目、知っていますか?」

東戸塚田園眼科クリニックです。新緑が鮮やかになり、何をするにも気持ちの良い季節になりました。梅雨入り前のこの時期にレジャーやお出かけを楽しむとよいですね。
さて、みなさんは手に利き手があるように目にも利き目があることをご存知ですか?両目で何かを見た時、脳は両方の目から入った情報を同時に処理しているのではなく、どちらか片方の目から入る情報を優先的に処理しています。「優位眼」とも言われていて、カメラのファインダーを覗く時や望遠鏡を使う時など自然と利き目を使っている事が多いです。利き目を知る方法はいくつかありますがその1つを紹介します。親指と人差し指で輪を作りその腕を伸ばします。顔の正面で固定して輪の中で遠くの一点を見つめます。この状態で片方の目を交互に閉じてみて、両目で見た時と同じように見える方が利き目です。私たちは両目で物を見ているつもりですが実は利き目を軸とし、もう片方の目で利き目を補いながら立体的に物を見ているのです。パソコンやスマホを長時間使っていると片方の目だけ疲れやすい、という事はないでしょうか。
バランスよく見ていると思っていても知らず知らずのうちに利き目を酷使してしまいがちです。利き目ばかりに頼りすぎると片目だけ視力が低下したり、もう片方の目が持つサポート機能が低下するおそれがあります。また、左右の目に見え方の差がある状態が続くと眼精疲労や頭痛などの体調不良を引き起こすこともあります。自分の利き目を知り負担がかかりすぎないよう、意識的に休ませてあげるようにしましょう。

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