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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2015年11月24日 [眼科 東戸塚]

視覚支援用メガネ装用体験!!

東戸塚田園眼科クリニックです。
10月末に幕張メッセで毎年開催されている映像・情報・通信の国際展示会「CEATEC JAPAN」を覗きに行った折に、ちょっとした驚きに満ちた不思議な体験をしてきました。

出会ったのは、富士通ブース内に半導体レーザーのベンチャー企業「QDレーザー」が提供していた「視覚支援用アイウェア」。このレーザーアイウェアはメガネ型で、小型カメラで撮影した映像をフレームの内側の超小型レーザープロジェクタから網膜に直接投影する最新技術のものです。視力やピント位置によらず画像を投影することができるため、網膜や角膜が傷ついた視覚障害者にも鮮明な画像を提供できると期待されているようです。

実際にその場で装用させてもらうと、メガネの奥に見える画像に一生懸命ピントを合わせようとしてもうまく合わず、ボケーっと遠くを見ると鮮明な画像が飛び込んでくるといった一瞬何が何だかわからない不思議な感覚に捕われました。担当の方も「見ようとしなくても、直接入ってくる感じです。」という説明で「正にその通り!」といった感じでした。

11月11日付の読売新聞にもこのレーザーアイウェアの治験がドイツで行われるという記事が掲載されており、来春には視覚支援用機器として製品化される計画のようです。
高齢化が進み、視覚障害者も増加傾向にある昨今、朗報ともいえる将来の実用化に向けての技術開発を直接肌で感じることができたことは、大変貴重な体験でした。

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