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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2024年02月16日 [眼科 東戸塚]

VDT症候群〜ドライアイとの関係性〜

東戸塚田園眼科クリニックです。

前回の田園通信では、
VDT症候群になる最大要因のひとつに
ドライアイがあることを説明させていただきました。
本日は、そのドライアイに焦点をあてながら、
VDT症候群についてご説明させていただきます。

VDT症候群とドライアイ
〜そもそもドライアイはどうして起きる?〜
ドライアイは、さまざまな原因で起きます。
なかでも主な要因は以下になります。

1. 涙液分泌減少
2. 涙液の性状劣化(サラサラになる)
3. 油脂分泌の低下

4. まばたきの減少

VDT症候群におけるドライアイは、
主に、4のまばたきの減少によります。
長時間集中してPCやスマホなどの
液晶ディスプレイを見続けると、まばたきが減少します。

私たちは通常、4〜5秒に1回まばたきをします。
まばたきのたびに角膜を含む目の表面に
涙の膜がつくられ、目の表面を乾燥から守っています。
ところが、仕事でもプライベートでも
液晶ディスプレイを集中して見つめると、
まばたきが10〜20秒に1回程度に減少します。
その結果、目の表面が乾燥し、ドライアイになります。
また、1〜3の素因がある人は、より影響を受けやすいといえます。

〜ドライアイがVDT症候群を引き起こしやすくなる〜
ドライアイになると、
目がショボショボしたり、充血したり、
ゴロゴロしたり、目の疲れを感じ、
ひどくなると、目がかすむこともあります。
つまり、ドライアイはVDT症候群のほとんどの目の症状の原因になります。
目が不調なのに、スマホやパソコンを続けると、イライラするなど精神症状にもつながります。

〜対策〜
・モニターの位置を低くして、目線を下げる: モニターの位置はなるべく低くして、目線を下げることによって、涙液の蒸発を最大30%程度抑えることができるといわれています。
可能な限り使用時間を減らすが望ましいですが、仕事だとそうはいかないので、目とモニターの位置を工夫してみてください。
・ドライアイの点眼治療を行う: ドライアイ治療のための点眼薬は、複数あり、目の状態に応じて選びます。医師の診断を受け選んでもらいましょう。
・加湿器: 冬など空気が乾燥する季節は涙液の蒸発が増えドライアイの症状が悪化しやすい環境です。
加湿器を置いて湿度を保ち、ドライアイの悪化を防ぎましょう。

目が辛いと感じるかたや、目の症状でお悩みのかたは
お気軽にお越しください。

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