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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2023年04月07日 [眼科 東戸塚]

電子書籍との付き合い方について

東戸塚田園眼科クリニックです。
4月に入り春らしい穏やかなお天気が続いていますね。ただ、朝晩と日中の気温差が大きい時期でもあります。上着などでうまく調節して体調を崩さないようにしましょう。
さて新年度に入り進学・就職など新しい生活が始まる方、またコロナ禍から少し落ち着いた事で通勤・通学の機会が増えた方も多いと思います。電車での移動中に電子書籍を利用する事もあるのではないでしょうか。重い本を持ち歩かなくて済む、狭いスペースで新聞を広げなくて良いなど利点もありますが疲れ目や肩こりの原因となる事もあります。電子書籍で目が疲れる理由にはいくつかの要因がありますがその1つが小さな画面で文章を読むことにあります。文字サイズを大きくするという機能もありますが1画面でページ全体を表示できないと、読み進めるごとに画面をスクロールする事になります。常に画面を動かしながら読んでいくので視線がブレやすく疲れやすくなるのでしょう。目は近くの物を見る時目の筋肉を伸縮させてピントを合わせています。長時間ピントを合わせ続けていると目の筋肉が硬直して疲労を感じやすくなります。また暗い場所では明るい場所よりピント調節する事への負担が大きくなります。寝る前に暗い部屋で電子書籍を読んでいる方は要注意です。その他にもメガネやコンタクトレンズの度数が合っていない事も疲れ目の原因となります。
疲れ目の状態を放置しておくと目のピント調節機能が落ち、目が霞む・乾くという症状の他に痛みを感じる事もあります。目が疲れたと思った時は目を休めたりマッサージをするのも有効です。それでも改善しない場合は眼科を受診する事をおすすめします。疲れ目には様々な要因があるので原因をきちんと確かめるためにも医師の診察を受けるようにしましょう。時間を忘れて没頭しがちな電子書籍ですが適度な休憩をしながら楽しむとよいですね。

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