緑内障になると失明は避けられないのでしょうか?|東戸塚の緑内障なら当クリニックにお越し下さい。

東戸塚田園眼科クリニック
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Q

緑内障になると失明は避けられないのでしょうか?

質問 先日久しぶりに実家に帰ると、横浜の東戸塚に住む父が緑内障になっていたことを初めて聞かされました。
私は現在東京で暮らしていて、その気になればいつでも実家に帰れるのですが、仕事が忙しくて1年以上父とも会っていませんでした。
父の緑内障が判明したのはもう半年以上前のことで、私に心配をかけないようにこれまで黙っていたそうですが、最近緑内緒は遺伝する可能性が高いと聞いて、今回私に緑内障のことを知らせたそうです。
母からも、心配だから早めに眼科で検査をしてもらうように言われたのですが、やはり緑内障になると失明は避けられないのでしょうか?そもそも、緑内障がどんな病気なのでしょうか?
緑内障になったらどのようにして治療を行うかも教えて欲しいです。やはり手術という手段がとられることもあるのでしょうか?
  • yajirusi
A

緑内障で失明まで至るケースは少ないです

緑内障というのは、眼圧によって視神経が障害され、視野がだんだん狭くなる病気です。緑内障には、隅角は開いていて眼圧が高いタイプの「原発開放隅角緑内障」、隅角は開いていて眼圧が高くないタイプの「正常眼圧緑内障」、隅角が閉じていて眼圧が高いタイプの「原発閉塞隅角緑内障」などの種類があります。
日本人の緑内障タイプは「正常眼圧緑内障」が一番多く、全体の約70%を占めるとされています。
緑内障の怖いところは、初期では自覚症状がほとんどなく、見えにくさや視野障害などの症状を自覚した頃には病状が中期から末期であることです。自覚症状がなく病状が進行していくことから、緑内障は目のサイレントキラーとも呼ばれます。
緑内障の代表的な症状は、視野が欠けてくることです。病状が中期から末期まで進むと、視野が欠けていることを自覚することになります。
緑内障の初期では、日常生活ではほとんど視野障害を自覚することがないことから、早期発見するためには定期的な眼科受診や健康診断を受けることが重要となります。
原発閉塞隅角緑内障では、急性緑内障発作により眼圧が急激に上昇し、激しい目の痛みや頭痛、吐き気、霧視などが起こります。このケースにおいては数日間放置すると失明に至ることがあるため、目の痛みや吐き気がある場合はすぐに眼科を受診して下さい。
日本国内の中途失明原因の第1位は緑内障ですが、緑内障を発症すると必ず失明するわけではありません。
失明原因の1位と聞くと、ほとんどは失明するのでは?と不安に感じる方もおられると思いますが、緑内障によって失明まで至るケースは非常に少ないのが現実です。
ただし、失明しないといっても、緑内障になって失われた視野が回復することはないため、早期に発見して治療を開始することがとても大切です。早期に治療を始めることにより、ほとんど方は生涯にわたって視機能を維持することができます。
自分は緑内障にならないから大丈夫と思っている方も少なくないようですが、40歳以上の20人に1人が罹患しており、緑内障は決して珍しい病気ではありません。
緑内障は、眼圧によって視神経が障害されて視野がだんだん狭くなっていく病気であるため、眼圧を下げる治療を行っていきます。
眼圧を下げる治療を行っていくうえで、元々の視神経の強さに個人差があることから、適切な眼圧値は人によって異なります。医師の判断で目標眼圧を設定して治療を進めていきます。
眼圧は10〜20mmHgが正常値とされていますが、たとえ眼圧が正常範囲内であったとしても正常眼圧緑内障の場合では、眼圧を下げる治療が必要になることが多いです。
前述したように、緑内障で一度失った視野は回復しないため、進行させないことを目的に眼圧をコントロールして現状の視野を保っていくことが治療の目標になります。
慢性的な緑内障に対しては、点眼治療が基本的な治療法となります。点眼薬の種類は、1日1回で済むものや複数回点眼が必要なものなどいろいろです。
副作用に関しても、薬の種類によって異なります。基礎疾患や生活スタイルに合わせて医師で相談をしながら適切な薬を選択していきます。
点眼治療が上手くいかない場合は、レーザー治療や手術が選択されることもあります。
レーザー治療では、特殊なレーザーを目の中に照射して房水の流れをよくすることにより眼圧を下げます。治療にかかる時間は5分程度です。
手術も、緑内障手術は眼圧を下げることを目的とします。手術には、「線維柱帯切開術(トラベクロトミー)」「線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)」など様々な種類がありますが、状況に応じて慎重に術式を選択します。
緑内障を発症したらすぐに手術になるようなことは基本的になく、目薬による点眼療法やレーザー治療で行っても目標とする眼圧まで下がらない場合にだけ、手術を検討するという流れがほとんどです。
緑内障は失明の可能性もある怖い病気ですが、早期に治療を始めることで生涯にわたって視機能を維持することができます。

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