緑内障は完治する可能性がないの?|東戸塚の緑内障なら当クリニックにお越し下さい。

東戸塚田園眼科クリニック
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Q

緑内障は完治する可能性がないの?

質問 来年で還暦を迎える者です。この歳になると、友人と会って話す内容の半分くらいは体調や通っている病院や病気のことで、先日は高校のときから付き合っている親友から緑内障になってしまったという話を聞かされました。
実は私はこの歳になってもほとんど病気をしたことがなく、新型コロナウイルス感染症にもインフルエンザにもなったことがありません。たまに熱がでることはありましたが、コロナが流行してから手洗いを前よりも徹底し、外に出て家に帰ってきたらすぐにシャワーを浴びるようにしてからは、一度も発熱もなく風邪もひいていません。
ということで病気のことに関してはかなり疎くて無知で、親友から緑内障になったと聞いたときにも、しっかり治療をすれば治るのだろうからきちんと治療を受けるようにと適当なことを言ってしまいました。
しかし、それを聞いていた他の友達から緑内障は罹患したら完治しない病気だから、適当なことは言わない方がよいと注意されました。本当に緑内障は完治する可能性がないのでしょうか?そうだとしたら、適当なことを言ったことに対して親友に謝りたいです。
緑内障が治らないなら、進行を遅らせる方法や治療法なども知っておきたいです。それと、自分が緑内障になっているかどうかを確認する方法などがあれば、それについても知りたいので、ご回答よろしくお願いいたします。
  • yajirusi
A

今のところ緑内障が完治することはありません

緑内障になるはっきりした原因は今のところは解明されていなくて、緑内障を完治させることはできません。
緑内障の主な症状は視野の欠損で、それは視神経が障害されることによって起こるとされています。
緑内障を治すことができないのは、一度障害を受けてしまった視神経は、機能を回復することができないためであり、眼圧の上昇などで視神経が傷つく度に視野は欠けていって、現在の医学では欠けてしまった視野はもとに戻すことはできません。
視神経は、脳から直接的に枝分かれする脳神経の一つです。梢の神経とは異なっていて、一度傷つくと元には戻りません。緑内障になるとすぐに失明するということではなく、長い時間をかけて徐々に悪化し、最悪の場合失明に至ります。
緑内障になったことに気づかない人もたくさんいて、気づいたとしても自覚症状がでないことが多いため、適切な治療を受けないで放置している方も少なくないと言われています。
ただし、今は症状が出ていないとしても、突然視野が欠けるなどの症状が出て、そうなったときには手遅れになっていたということもあるので、できるだけ早くに緑内障になっていることに気づいて、治療を開始することをおすすめします。
多くの場合は症状がゆっくりと進行しますが、稀に急性的に発症して短期間で失明に至るケースもあるので、視野に異常を感じる以外にも、目に痛みが出たり、頭痛や吐き気などの症状が出た際には、我慢したり待ったりしないで、一刻も早く医師の診断を受けるようにしてください。
緑内障は自覚症状ができないまま進行していくことが多いため、早期に発見する最善策は、定期的に眼科に通って検査を受けることです。40歳を過ぎると、20人に1人が緑内障にかかるとされているので、40歳を過ぎたら一度眼科で診てもらうことをおすすめします。
緑内障の症状に気づきにくいのは、視野に障害が出ていても人間の身体はとても良くできていて、なにか不具合があったとしてもそれを補うような仕組みが存在しているからです。
目に関しては、片方の視野に問題が生じている場合でも、もう片方の目がそれを補ってしまうことから、問題が生じていることに気づくのが難しくなっています。
この仕組みに対する対抗策として有効なのが、片目ずつで見ることです。片目を閉じ、もう一方の目だけで見て、同じように見えれば問題はなしと判断できますが、視野に左右差があれば緑内障の可能性があることになります。
なかなか病院に行く時間がない方は、定期的に片目をつぶった状態で左右差がないことを確認し、もし差が出た場合は早急に眼科に行って診てもらいましょう。
緑内障は今のところ完治させることはできませんが、眼圧を上昇させないことにより進行を遅らせることができます。病院に行って正しく治療を受ける以外にも、自分で進行を遅らせる方法があります。
ストレスを溜め込んだり、お酒を飲み過ぎたり、カフェインを過剰に摂取したり、タバコを吸ったりすることは、眼圧を上昇させる要因になるため、これらのことを覚えておいて気をつけるよう心がけましょう。
気になる緑内障の治療法には、薬物療法、レーザー治療、手術療法の3つがあります。緑内障の治療では、主に薬物治療が選択され、点眼薬や内服薬、注射薬などが使用されます。
眼圧の状態を確認しながら薬の内容を変更したり追加したりして、医師がその人に合った療法を探していきます。薬物療法で対処できない場合に、レーザー治療か手術療法が選択されます。
現在の緑内障の治療は対症療法が中心となっていますが、視神経を再生させる治療の研究も進んでいるため、将来的には完治する可能性も秘めています。

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