緑内障にはどのような種類があるの?|東戸塚の緑内障なら当クリニックにお越し下さい。

東戸塚田園眼科クリニック
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Q

緑内障にはどのような種類があるの?

質問 先日父が眼科で緑内障の診断を受けてきました。
昨年から見え方に違和感があると言っていたので、母も私も早めに眼科に言って診てもらった方がよいと何度も伝えていたのですが、病院嫌いの父は少し視力が落ちただけだと言い張って、1年以上放置してきました。
父は病気に関すること以外では度胸があって、小心者の私はその点を尊敬しているのですが、病院に行くことに関しては臆病で、今回も緑内障と診断されて頭が真っ白になったみたいです。
お医者さんから今後のことについていろいろ言われたみたいですが、ほとんど頭に入っていないようで、次回は私が眼科に付き添うことになりました。
父が言うには緑内障にも種類があるとのことですが、どのような種類があるのでしょうか?緑内障は失明もする怖い病気であることは認識していますが。具体的にはどうやって病気を引き起こすのかについても知りたいです。
緑内障を引き起こす要因があるなら、それについても教えてもらえるとありがたいです。父の代わりに私が詳しいことを聞いてこなければいけないので、眼科に行く前に基本的な情報を得ておきたいです。なるべく早めのご回答お待ちしております。
  • yajirusi
A

眼圧が高いことで緑内障の発症リスクは上がります

緑内障を発症するのにはさまざまな要因が関与していますが、眼圧が高いことで緑内障になるリスクは上がります。
眼圧が高くなることには、眼内を満たす透明な水である「房水」の量が関係しています。房水の量が増えると眼圧は上がっていきます。
緑内障になっても初期段階では自覚しにくく、病気が進行してから気づく方も大勢います。後ほど詳しく説明しますが、眼圧以外にも緑内障になるには、加齢や遺伝、一部の疾患なども要因として考えられます。
基本的には、緑内障は眼圧によって視神経が障害されて、視野が狭くなっていく病気です。実は40歳以上の20人に1人は緑内障を発症しているというデータもあり、決して珍しい病気ではないのです。
緑内障には、原因が不明な「原発性緑内障」と、ステロイド薬などの薬物が原因となって眼圧が上昇する「続発性緑内障」などがあります。
原発とは、具体的な原因が見当たらないという意味で、原発性緑内障は「原発開放隅角緑内障」「原発閉塞隅角緑内障」「発達緑内障」の3つに分類されます。
原発開放隅角緑内障は、排水経路からうまく房水が流れないことが病気を発症するのが原因であり、眼圧が高いのと高くない2種類のタイプがあります。
眼圧が高いタイプが「原発開放隅角緑内障」で、「高眼圧症」とも呼ばれています。
眼圧が高くないタイプは「正常眼圧緑内障」で、視神経が正常値の眼圧に耐えられない、もしくは視神経の血流が悪いことなどが緑内障を発症する原因として考えられています。
このタイプが日本人の緑内障にももっとも多く、緑内障患者の7割を占めるとされています。正常眼圧緑内障は、点眼などで眼圧を下げたり、眼圧を保ったりする治療が有効とされています。
原発閉塞隅角緑内障は、隅角が狭いことから房水の通り道が塞がりやすく、眼圧上昇を引き起こすことが要因だと言われています。何かしらの原因で隅角が完全に塞がってしまった場合は「急性緑内障発作」を引き起こして急激に眼圧が上昇します。
急性緑内障発作の場合は、一晩放置しておくと失明してしまう恐れもあるため、速やかに眼圧を下げる処置を行わなくてはいけません。急性緑内障発作になると眼痛や頭痛、吐き気、霧視などを引き起こすので、このような症状が出たらすぐに眼科で診てもらいましょう。
発達緑内障は、先天緑内障とも呼ばれ、生まれつき異常があるものです。生後1歳までに約80%が発症するとされています。
緑内障になるはっきりとした原因は分かっていませんが、緑内障は多因子疾患と言われていて、年齢、遺伝、強度近視、飲酒・喫煙、高血圧、糖尿病などが危険因子となります。
前述しましたが、40歳以上の20人に1人は緑内障になるため、40歳を過ぎたら定期的な検診を受けることを推奨します。
遺伝に関しては、血縁関係者に緑内障の人がいれば必ず発症するわけではありませんが、リスクは高いと考えて40歳前でも早めに検診を受けた方がよいと思います。
強度近視は眼軸(目の長さ)が長いことから、眼球が通常の目より引き延ばされて視神経が障害されやすい状態です。近視が強い方も発症リスクが高いので、早めに検診を受けましょう。
適度な飲酒は問題ないですが、過度な飲酒は眼圧を上昇させたり神経障害にもつながります。タバコは眼圧を上昇させる以外にも他の眼疾患にも病気のリスクも高めるので、健康のために禁煙することをおすすめします。
高血圧が眼圧を高めることはありませんが、高血圧の状態が長く続くと眼疾患を引き起こす可能性が高くなります。
糖尿病は眼圧が高くなりやすいとされていて、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症が進行すると「血管新生緑内障」を併発することもあるので注意しましょう。

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