緑内障の治療には目薬が効果的って本当なの?|東戸塚の緑内障なら当クリニックにお越し下さい。

東戸塚田園眼科クリニック
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Q

緑内障の治療には目薬が効果的って本当なの?

質問 東戸塚に住む母が緑内障になってしまいました。
私は東京の会社に勤務していて都内にマンションを購入しましたが、今は海外へ家族で転勤中で、すぐに母のお見舞いにも行けないのでとても不安に思っています。
緑内障という病名は聞いたことがありましたが、どんな病気なのか詳しく知らなくて、母に聞いたら治療には目薬を使用しているということなのですが、目薬は効果的な治療法なのでしょうか?
緑内障が完治することはないと聞いたのですが、他の治療法はないのでしょうか?緑内障がどんな病気なのかも併せて目薬での治療の効果や、目薬での治療の懸念点があればそれも教えて欲しいので、ご回答をどうぞよろしくお願いいたします。
  • yajirusi
A

目薬での治療は眼圧上昇を抑えることができるので効果的です

緑内障という病気は、見たものを脳に伝える視神経に異常が起こり視野が狭くなる病気で、治療が遅れると失明に至ることもあります。そのため、緑内障はできるだけ早期に発見して治療を開始することが重要になります。
緑内障は、視神経の損傷が進行していく病気であり、眼の圧である眼圧が高くなることによって視神経が圧迫されます。眼の中にある水(房水)が、外に排出されなくなることにより眼圧が上昇して視神経を傷つけてしまいます。
視神経の圧迫が持続されると、さまざまな視覚障害が見られるようになります。眼圧が高くなると聞いても上手くイメージできない方も多いと思いますが、分かりやすく説明すると、空気の入ったボールやタイヤが空気圧によって必要以上に膨らんでいる状態です。
今の医療では、残念ながら一度消失した視神経を再生することはできないため、緑内障によって異常をきたした視野を回復させることはできません。しかし、緑内障になっても視野にまだ異常が出ていないなら、眼圧を下げることにより視神経が消失するスピードを遅らせることができるので、失明も避けられる可能性も高められることになります。
緑内障は高齢者がなる病気だと思っている方も多いようですが、実は若くても発症する恐れがあり、40代以上では20人に1人の割合で発症すると言われています。
特に現在はスマホやパソコンを使用する頻度が高く、目を酷使している人が増えているので、若い世代でも以前よりも発症率が高まることが予想あれます。
また、緑内障は勉強や仕事などのストレスもその原因になると言われています。眼鏡やコンタクトレンズの使用も目に負担をかけるため、発症リスクが高まります。そのため、若いときからできるだけ目を酷使しない環境をつくり、食生活も含めて規則正しい生活を送るように心掛けることが、緑内障を予防することになるのです。
緑内障の治療法としては、薬物療法、レーザー治療、手術治療などが挙げられます。緑内障の治療薬として使用されるのが点眼薬で、薬物療法で効果が見られない場合はレーザー治療や手術治療などが行われることになります。
前述したように、房水が外に排出されなくなることにより眼圧が上昇します。そのため、房水をまく排出できるような治療を行えば緑内障の進行を抑えることになるのです。
緑内障の治療に使用される点眼薬は、房水の産生を抑制して眼圧を低下させたり、房水の排出を促進させて眼圧を低下させたりする効果を持っているため、治療法としてはとても効果的だと言えます。
このように、目薬での治療は緑内障にとても有効でありますが、使用するうえでいくつかの懸念点もあります。
緑内障は完治しない病気であるため、目薬は長期にわたって使用し続けなければいけません。常に眼圧が低い状態を保っていく必要があるのです。
目薬は眼圧を下げることのできる効果的な治療法ですが、眼圧を下げられる時間には限りがあります。目薬の効果で一時的に眼圧が下がると、症状が落ち着いたと勘違いして油断して点眼のやめてしまう方も少なくないようで、それが原因で緑内障を進行させてしまう事例が多数確認されています。
また、緑内障を早く発症するほど長く目薬を使用しなければいけなくなり、半永久的に点眼を続けるとなると金銭的な負担がどうしても大きくなってしまいます。
緑内障の治療に使用される目薬は保険が適用になるといっても、市販の一般的な商品よりは高額であるため、金銭的負担を軽減させたくて、症状が落ち着くと治療を中断する方もたくさんいるのが現実です。もちろん、使用しないと眼圧を高めて症状を悪化させることにつながります。
少しでも負担を軽減させる方法として、ジェネリック医薬品の処方が推奨されています。現在ジェネリック医薬品を処方されていない方はかかりつけの眼科に相談してみてください。
緑内障を患ってしまったら、どうしても点眼をはじめとする治療を長期間行っていかなければいけません。だからこそ、ご自身でも薬などについての理解を深めて、必要に応じて使用する薬を見直すことは、とても大事なことなのです。

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