[眼科 東戸塚]

2025年07月10日

東戸塚田園眼科クリニックです。
連日各地で記録的な暑さと言われるほど気温の高い日が続いています。冷房を適切に使い、無理をせず身体をいたわりながら過ごすようにしましょう。
これだけ日差しが強いと気になるのが日焼けですね。実は肌だけではなく目も日焼けするということをご存知でしょうか？あまり知られていないかもしれませんが、目から入る紫外線は目に様々な悪影響を及ぼすことがあるのです。目の表面にある角膜は肌と同じで強い紫外線を浴び続けると炎症を起こしやすくなり、目の病気につながる事があります。その一つが紫外線角膜炎で「雪目（ゆきめ）」とも呼ばれています。目の充血やゴロゴロ、涙が出るなどが主な症状です。その他にも長期間の紫外線によるダメージの蓄積が白内障の原因になったり、様々な病気につながる可能性があるので注意が必要です。
目は肌と違って日焼け止めを塗ることはできません。目の日焼け予防に最も効果的なのはUVカットのサングラスをかけることです。また、日傘やつばのある帽子をかぶり顔の周辺に日影を作ることで目に入る紫外線を減らすことができます。もし日焼けをしてしまった時は目を閉じて安静にし、目を休ませるようにしましょう。濡れタオルや保冷剤などで瞼を冷やすのも効果的です。それでも症状が改善しない時は早めに眼科を受診する事をおすすめします。肌だけではなく、目もしっかりと日焼け対策をして暑い夏を少しでも快適に過ごせるといいですね。