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田園通信

[眼科 東戸塚]

2022年07月02日

流行性角結膜炎の後遺症

東戸塚田園眼科クリニックです。
関東地方では過去最も早く梅雨明けし、いきなり35℃以上の猛暑日が毎日続いています。まだ暑さに身体が対応しきれていない方も多いと思います。皆さん、体調管理には十分お気をつけください。
さて、これだけ暑さが厳しいと海やプールが恋しくなりますよね。コロナ禍で中止されていた学校での水泳の授業も今年は再開されているところが多いようです。そこで今回はプールなどに入る機会が増える夏のこの時期、感染者が増えてくる流行性角結膜炎の後遺症についてお話したいと思います。アデノウィルスなどに感染したことで発症する結膜炎、感染力が非常に強く、主な症状は目の充血、ゴロゴロとした違和感、大量の目やにや涙、まぶたや耳前のリンパの腫れなど。だいたい2〜4週間ほどで症状が落ち着いてきます。しかし、上記の症状が治まったと思ったあとも物が見えづらい、ぼやけて見える、まぶしいなどの症状がいつまでも残ることがあります。これはウイルスに感染した際に炎症が角膜にまで及び、角膜に濁りが残ってしまったことが原因と思われます。こうなるとステロイド剤の目薬を使いながら治療には数か月、場合によっては1年以上かかることもあります。その際、処方された目薬を正しく使い、医師の指示に従いながら段階的に薬を弱めていくことが大切です。少し症状が改善したからと言って自己判断で治療をやめてしまうとまた症状が再発することも多く、根気よく治療する必要があります。
流行性角結膜炎にかかったあと、以前とは見え方が違う、スッキリ見えないなど気になることがある方は、視力への影響を残さないためにもそのままにせずに一度眼科の先生にご相談ください。

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