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田園通信

[眼科 東戸塚]

2021年08月03日

救命講習会

東戸塚田園眼科クリニックです。
8月に入り東京オリンピックも後半戦に突入しました。開幕直前まですったもんだあった東京五輪ですが、いざ始まってみると様々な競技での選手たちの頑張りにより、日本はすでに史上最多の金メダルを獲得しています。残りの期間でどこまでメダルの数を増やすことができるのか楽しみですよね。
さて、先日当院では東戸塚消防出張所の方をお招きしてスタッフ向けに普通救命講習会を行っていただきました。まず、応急手当の基礎知識を座学で学び、その後に救命処置の流れ(心肺蘇生とAEDの使用)の実演演習です。@安全の確認A反応の確認B協力者への依頼(119番通報、AEDの依頼)C呼吸の確認D呼吸無しの場合、直ちに胸骨圧迫開始EAED装着、機械の指示に従い電気ショックF救急隊に引き継ぐまで胸骨圧迫、必要に応じ電気ショックの継続。
模型の人形を使用しながら@〜Fの流れの中で胸骨圧迫の仕方やAEDの使い方などを一人ずつ実際に体験、指導していただきました。また、コロナ禍の今だからこそ自分の身を守るためにやらなければならないこと、逆にやってはいけないことなども具体的に教わりました。(現在はコロナ感染予防のため基本的に人工呼吸は行わないとのこと)
今回の講習会でテレビドラマなどでよく目にしていた胸骨圧迫を実際に体験し、深さ5cmで1分間に100〜120回のペースで絶え間なく圧迫を行うのがいかに大変なことか、また、最近ではいろいろなところに設置されているAEDですが、いざ探すとなると具体的な場所が思いつかないことなど気づかされることも多くありました。私たちは日常生活の中でいつ、どこで、救命処置が必要な場面に遭遇するかわかりません。もし、今後自分がそういった場面に出会ったとき、今回学んだ知識を少しでも活かすことができればよいなと思いました。

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