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田園通信

[眼科 東戸塚]

2018年04月26日

小さなお子様の視力検査について

東戸塚田園眼科クリニックです。

新学期が始まり3週間が経ちました。新しい学校、新しいクラスにも次第に慣れ始めた頃だと思います。また、学校ではそろそろ視力検査が行われているのではないでしょうか?

小学校以上では、眼科での視力検査でも使用しているランドルト環というアルファベットのCの形に似たものが縦横に並んだ「字づまり視力表」を使って視力の測定を行っていると思います。小学校1年生にもなれば多くのお子さまがランドルト環の左右上下のどちらがあいているのかを答えることができるようになりますが、まだそれ以下の小さなお子さまの場合、ランドルト環がたくさん並んだ「字づまり視力表」ではうまく答えられないことがあります。

そんな小さなお子さまの場合、当院ではランドルト環がカードに一つだけ書いてある「字ひとつ視力表」を使って検査を行います。大きいものから小さいものへとランドルト環を順番に見せて、どちらがあいているか指で示してもらったり、ランドルト環の形をしたハンドルを使って答えてもらいます。それもまだ難しいもっと小さなお子さまには「さかな・とり・いぬ・ちょうちょう」の4種類の絵を見せて行う「絵ひとつ視力表」で検査を行います。小さなお子さまの場合、途中で飽きてしまったり、答えることが恥ずかしかったりと一度測定しただけでは正確な視力がよく分からないこともありますが、何度が練習するうちに上手に答えられるようになるお子さまがほとんどです。

また、当院では生後6か月頃〜まだうまくお話ができない小さなお子さまには、「スポットビジョンスクリーナー」を使って視力スクリーニング検査も行っておりますので、お子さまの見え方についてご心配のある方は一度ご来院ください。

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