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田園通信

[眼科 東戸塚]

2016年05月29日

はやり目について

東戸塚田園眼科クリニックです。
4月に新生活をスタートさせた方は、新しい環境に慣れてきた頃でしょうか?
そして今年は酷暑になるといわれていますが、早くも5月からそんな予感のするお天気が続いています。

今回は、流行性角結膜炎「はやり目」といわれる病気についてお話したいと思います。
このはやり目はウイルスによって引き起こされ、結膜(白目)+角膜(黒目)の両方に病変を起こすため角結膜炎と呼ばれます。
典型的なものでは5日から2週間程度の潜伏期のあと発症し、発症から4〜5日目に症状のピークがきます。
主な症状は、涙が出る、目がゴロゴロする、目やにが出る、目が赤い(充血する)などです。

もし、はやり目になってしまった場合は非常に伝染力が強いため、家族や周囲の人への感染に十分気を付けて下さい。必要以外は目に触れず、十分に手洗いをし、点眼薬はもちろんタオルなどの共用も避けて下さい。
これからプールなど集団感染する機会が増えてきますので、日々目の状態を確認してほしいと思います。

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