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田園通信

[眼科 東戸塚]

2016年02月02日

まずは、ひと声!

東戸塚田園眼科クリニックです。
年明けの頃の暖冬から一変、ここしばらくは厳しい寒さが続いています。

先日、新聞の紙面で、視覚に障害のある男性が一人で電車に乗り込もうとした際、持っていた白杖だけがドアに挟まった状態で電車が動き出し、杖を自分の手首に巻いて持っていた男性は電車に引きずられるようにして2,3メートル走りそのまま転倒。その直後に杖はドアから抜けたものの転んだ拍子に左腕を骨折する重傷を負ったと言う記事を目にしました。この方のように、電車の乗降の際や混雑した駅のホームで、また道を歩いている時に走ってきた自動車やバイクと接触して負傷するなどという目の不自由な人が巻き込まれる事故は全国各地で起こっています。

普段の生活の中で、白杖を持った人、盲導犬を連れて歩いる人、一見よくわからなくても視覚に何らかの障害がある人を見かけることがあります。街の中で目の不自由な人に出会ったら、何か自分に出来ることはないだろうかという気持ちはあるものの、実際にどう接すればよいのか分からず、なかなか声をかけることが出来ない…という経験をされたことがある方は多いのではないでしょうか?しかし、少し勇気を出して声をかけることで、前述の男性のような事故を未然に防ぐことが出来るかもしれません。

まずは、ひと声!「何かお困りですか?」「何かお手伝いすることはありませんか?」と声を発してみてはいかがでしょう。

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