学校で視力低下を指摘された方へ|緑内障・子どもの目・眼精疲労なら横浜の東戸塚田園眼科クリニック。

東戸塚田園眼科クリニック
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学校で視力低下を指摘された方へ

視力が悪いとすぐ近視と思われるかもしれませんが、小学校低学年では遠視が多く、高学年になるに従って近視が増加していきます。
ですから、学校で視力低下を指摘されたら、すぐ眼鏡店に行くのではなく、まず眼科を受診して、視力低下の原因が「近視」なのか「遠視」なのか「乱視」なのかあるいは他の病気によるものなのかをはっきりさせる必要があります。
遠視や乱視も目にとっての負担が大きく、学習の能率も低下しますから注意が必要です。
日常の注意点
◆正しい姿勢で、腕をしっかり伸ばして本を読みましょう。30p以内に目を近づけない様にしましょう。
寝転んで本を読むなど絶対にいけません。
◆明るいところで本を読みましょう。テレビも明るい部屋で見るようにしましょう。
テレビを近くで見ず、2m以上離れて見ましょう。
◆テレビゲームなどを長時間していると近視が進みます。
時間を決めて下さい。1日30分が限度だと思います。

眼科での近視治療法 
※効果がある方、ない方がいます。

◆ミドリンMによる就寝前の点眼治療 この目薬は、寝ている間、調節筋の緊張を和らげ、遠方を見ているのと同じ状態にして目を休めることで視力の向上を目指すものです。すぐに止めずに長い時間続けることで効果があります。
当院では、近視の進行を効果的に抑える治療薬マイオピン処方を行っています。

眼科での近視治療法

◆仮性近視に対する
望遠訓練器(WOC)による訓練
近視の原因の1つは、調節緊張状態が続くことにあります。その状態を解くには、遠くのものを見つめる望遠訓練が良いとされています。
仮性近視の回復にも有効といわれているので、近視の軽いうちに治療を受けることが大事だと思います。
当院では、WOCによる訓練を行っています。ご希望の方はご相談ください。
近視では、ご本人が不自由を感じるようでしたら眼鏡の使用をお勧めしています。
また、遠視では、疲労の原因になっている可能性があるので、視力だけではなく検査の結果をみて、眼鏡の使用をお勧めしています。
●眼鏡の使用が必要と判断された場合の検眼(眼鏡あわせの検査)について
目には常に調節力というピントを合わせる力が働いていますが、目の正確な度数は調節力が働いてない状態で決まります。お子さんの場合は特に調節力が強いため、正確な度数を調べる検査をしないで眼鏡を作製すると度数が強めになる傾向があり、いつまでたっても慣れにくかったり、疲れの原因となる場合があります。
これらの問題を防ぐため当院で検眼する場合は、まず調節麻痺剤を使用して調節力を取り除いた正確な目の度数を測定した後に、予約により充分な時間をとり検査を行っております。このため多少時間がかかりますが、正確な眼鏡を作製するためですのでご理解いただきますようお願いいたします。

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