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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2016年05月12日 [眼科 東戸塚]

正しい目薬のさし方について

東戸塚田園眼科クリニックです。
ゴールデンウィークも終わり、いつの間にか日中は汗ばむような季節となりました。

さて、今回は正しい目薬のさし方についてお話したいと思います。
眼科を受診するとよく目薬が処方されますが、皆さんはいつもどのようにして目薬をさしているでしょうか?せっかく処方された目薬も正しいさし方をしないと充分にその効果を発揮できないことがあります。

まず最初に手を石けんでよく洗いましょう。次に顔を上に向けて片手であかんべをするように下まぶたを軽く引き、まつ毛やまぶたに目薬の容器の先が当たらないように気を付けながら指定の量の目薬をさします。さした後はしばらくまぶたを閉じるか目頭を軽く押します。この時よく目をパチパチとまばたきする方がいますが、これは逆効果です。又、あふれた目薬はそのままにしておくとかぶれてしまうこともあるので清潔なティッシュなどで拭き取りましょう。
お子さんの場合、頭を膝の上に乗せ下まぶたを下げてさします。怖がって目を閉じてしまう時は目を閉じたまま上下のまぶたの境目に1滴さし、ゆっくり目を開けるのもよいですね。又、お子さんが泣いてるときは目薬が流れてしまうのでさすのはやめておきましょう。
同時に数種類の目薬が処方された場合は5分以上の間隔をあけてから次の目薬をさしましょう。続けてさすと先にさした目薬が後からさした目薬に押し流されてしまいます。一度開封した目薬は涼しい場所に保管し、処方されたものなら開封後1ヵ月(薬によっては1週間と短いものもあります)、市販薬なら3ヵ月を過ぎたら処分することをお勧めします。

目を酷使する時代、目薬は私たちとって身近はお薬です。正しいさし方、保管方法を覚えて上手に活用したいものですね。

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